端午の節句~京阪地方の武者飾り

神功皇后と武内宿禰の武者人形=日本玩具博物館
幕末から昭和 五月人形30組
「こどもの日」(5月5日)を前に、端午の節句をテーマにした特別展が
姫路市香寺町中仁野の日本玩具博物館で開かれている。
幕末から昭和にかけて関西の家庭で親しまれた五月人形約30組を展示。
甲冑(かっちゅう)飾りのほか、戦後あまり作られなくなった武者人形も豊富なラインアップで見せる。
端午の節句は中国では健康を祈る行事だったが、日本に伝来し武士の時代になると、
多用されるショウブが「尚武」(武を尊ぶこと)に通じることから武家の祝儀と結びつき、男児の幸福を願う行事に変化した。
近世以降、関東では甲冑飾りが発展し、京都を中心に関西では優美な武者人形が愛された。
武者人形は勇ましい英雄と従者の対が多い。
会場には神功皇后と武内宿禰、豊臣秀吉と旗持ちなどの大型作品が並ぶ。
尾﨑織女学芸員は「昭和以降は、関西も武具中心の飾り付けになっていく。
それ以前の文化をぜひ知ってほしい」と話す。
6月26日まで。午前10時~午後5時。水曜休み(祝日は開館)。
一般600円、高校・大学生400円、4歳以上200円。
日本玩具博物館TEL079・232・4388
(上杉順子)
情報:兵庫おでかけプラス
幕末から昭和 五月人形30組
「こどもの日」(5月5日)を前に、端午の節句をテーマにした特別展が
姫路市香寺町中仁野の日本玩具博物館で開かれている。
幕末から昭和にかけて関西の家庭で親しまれた五月人形約30組を展示。
甲冑(かっちゅう)飾りのほか、戦後あまり作られなくなった武者人形も豊富なラインアップで見せる。
端午の節句は中国では健康を祈る行事だったが、日本に伝来し武士の時代になると、
多用されるショウブが「尚武」(武を尊ぶこと)に通じることから武家の祝儀と結びつき、男児の幸福を願う行事に変化した。
近世以降、関東では甲冑飾りが発展し、京都を中心に関西では優美な武者人形が愛された。
武者人形は勇ましい英雄と従者の対が多い。
会場には神功皇后と武内宿禰、豊臣秀吉と旗持ちなどの大型作品が並ぶ。
尾﨑織女学芸員は「昭和以降は、関西も武具中心の飾り付けになっていく。
それ以前の文化をぜひ知ってほしい」と話す。
6月26日まで。午前10時~午後5時。水曜休み(祝日は開館)。
一般600円、高校・大学生400円、4歳以上200円。
日本玩具博物館TEL079・232・4388
(上杉順子)
情報:兵庫おでかけプラス
- 姫路市
- 学ぶ
- 文化芸術
イベントデータ
- 開催日
- 2022年04月16日(土)~2022年06月26日(日) (休館日:水曜日)
- 時間
- 10:00 ~ 17:00
- 開催場所
- 日本玩具博物館
- 住所
-
〒679-2143
兵庫県姫路市香寺町中仁野671-3 - 対象
- どなたでも
- 費用
- 入館料大人600円、高大生400円、子ども(4才以上)200円
主催者情報
- 主催者名
- 日本玩具博物館
- 主催者サイト
- https://japan-toy-museum.org/
- イベントサイト
- https://japan-toy-museum.org/archives/exhibition/special/%e3%80%8c%e7%ab%af%e5%8d%88%e3%81%ae%e7%af%80%e5%8f%a5%ef%bd%9e%e4%ba%ac%e9%98%aa%e5%9c%b0%e6%96%b9%e3%81%ae%e6%ad%a6%e8%80%85%e9%a3%be%e3%82%8a%ef%bd%9e%e3%80%8d
- 問い合わせ
- TEL: 079-232-4388