アトムの容姿、小柄だったりスマートだったり… 直筆原稿などで歴史紹介 宝塚の手塚治虫記念館

「鉄腕アトム」の歴史が分かる会場=宝塚市立手塚治虫記念館
宝塚市ゆかりの漫画家手塚治虫(1928~89年)の代表作「鉄腕アトム」の
主人公・アトムが時代とともに容姿を変えていく歴史を伝える企画展が、市立手塚治虫記念館(同市武庫川町)で開かれている。
漫画雑誌や新聞に計18年間連載された中で、背が高かったり、
少し大人っぽかったりと、年代ごとの「七変化」を楽しめる。(西尾和高)
「ぜ~んぶ 鉄腕アトム展」。今年で連載開始から70年になるのを記念し、宝塚市などが主催した。
アトムは1951年、月刊漫画雑誌「少年」(光文社)の連載「アトム大使」の脇役で初登場し、
1年後の52年から主人公にした「鉄腕アトム」の連載が「少年」で始まった。
68年に雑誌休刊に伴って終了したが、同時期の67~69年には新聞全国紙にも「アトム今昔物語」として掲載された。
連載さなかの65年に、手塚はファンクラブ会報誌「鉄腕アトムクラブ」で
自作の登場人物について「毎年少しずつ変えている」と説明。
その上で「子どもの読者が成長して中学生になると、作品から離れていく。
新たな子どもの心をつかむため、3年ごとにスタイルを変化させている」と語っていた。
会場では、手塚の直筆原稿や漫画雑誌など280点を並べ、主に「少年」での
連載中にアトムがどう変わったかに焦点を当てる。
初期の51(昭和26)年からは小学生のような姿だが、58(同33)年には高身長でスマートな体形に。
60(同35)年には再び小柄でかわいらしくなったと思えば、
66(同41)年には愛きょうと勇ましさを併せ持った表情になる。
連載開始前の原稿には「団子っ鼻」のアトムが描かれ、
もともとは全く違った顔だったことも分かる。
同記念館は「どの時代のアトムに親しみがあるか見に来てほしい」としている。
6月27日まで。午前9時半~午後5時。水曜休館(5月4日開館)。
小学生100円、中高生300円、大人700円。
同記念館TEL0797・81・2970
情報:神戸新聞NEXT
宝塚市ゆかりの漫画家手塚治虫(1928~89年)の代表作「鉄腕アトム」の
主人公・アトムが時代とともに容姿を変えていく歴史を伝える企画展が、市立手塚治虫記念館(同市武庫川町)で開かれている。
漫画雑誌や新聞に計18年間連載された中で、背が高かったり、
少し大人っぽかったりと、年代ごとの「七変化」を楽しめる。(西尾和高)
「ぜ~んぶ 鉄腕アトム展」。今年で連載開始から70年になるのを記念し、宝塚市などが主催した。
アトムは1951年、月刊漫画雑誌「少年」(光文社)の連載「アトム大使」の脇役で初登場し、
1年後の52年から主人公にした「鉄腕アトム」の連載が「少年」で始まった。
68年に雑誌休刊に伴って終了したが、同時期の67~69年には新聞全国紙にも「アトム今昔物語」として掲載された。
連載さなかの65年に、手塚はファンクラブ会報誌「鉄腕アトムクラブ」で
自作の登場人物について「毎年少しずつ変えている」と説明。
その上で「子どもの読者が成長して中学生になると、作品から離れていく。
新たな子どもの心をつかむため、3年ごとにスタイルを変化させている」と語っていた。
会場では、手塚の直筆原稿や漫画雑誌など280点を並べ、主に「少年」での
連載中にアトムがどう変わったかに焦点を当てる。
初期の51(昭和26)年からは小学生のような姿だが、58(同33)年には高身長でスマートな体形に。
60(同35)年には再び小柄でかわいらしくなったと思えば、
66(同41)年には愛きょうと勇ましさを併せ持った表情になる。
連載開始前の原稿には「団子っ鼻」のアトムが描かれ、
もともとは全く違った顔だったことも分かる。
同記念館は「どの時代のアトムに親しみがあるか見に来てほしい」としている。
6月27日まで。午前9時半~午後5時。水曜休館(5月4日開館)。
小学生100円、中高生300円、大人700円。
同記念館TEL0797・81・2970
情報:神戸新聞NEXT
- 宝塚市
- 文化芸術
イベントデータ
- 開催日
- 2022年03月05日(土)~2022年06月27日(月) (休館日:水曜休館 ※5月4日は開館)
- 時間
- 09:30 ~ 17:00
- 開催場所
- 宝塚市立手塚治虫記念館
- 住所
-
〒665-0844
兵庫県宝塚市武庫川町7-65 - 対象
- どなたでも
- 費用
- 小学生 100円、中高生 300円、大人 700
主催者情報
- 主催者名
- 宝塚市・宝塚市教育委員会
- 主催者サイト
- イベントサイト
- https://www.city.takarazuka.hyogo.jp/tezuka/4000020/4000318.html
- 問い合わせ
- 手塚治虫記念館 TEL0797・81・2970