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【降っても晴れても すきっぷびより】<130>6歳の誕生祝いは、初「須磨シー」
2024年11月28日
末っ子次男、6歳になりました。
「未就学のあいだは、子の誕生日に両親とも休みを取り、お出かけする」というのが習わし(?)のわが家。「水族館がいい!by次男」ということで、今年6月にオープンした「須磨シー」こと神戸須磨シ―ワールドに初挑戦してきました。
前身のスマスイ、神戸市立須磨海浜水族園には、子育ての思い出がつまりまくっています。
初めて行ったのは…いつだったか覚えていませんが(覚えてないんかい)、長く入院していた長男の初めてのレジャーも、スマスイ。あの日の光景と感動は胸に刻まれています。
イルカショーの際、「クイズに正解した限定2名がイルカと一緒に踊れる」という催しがあり、一生懸命手を挙げる娘(当時小学1年ぐらい)が目立つようにと隣で両手をブンブン振っていたら、「はい、そこのお母さん!」と、なぜかわたしが当てられ。「え…えぇ…っ」と戸惑いながらお立ち台でイルカと踊り、席に戻ったら娘、号泣……
という事件も、今となっては良い思い出。
閉館が決まってから見たイルカショーには、涙がこぼれたものです。
幼児は無料、小中学生も学校で配布される「のびのびパスポート」を提示すれば無料、というありがたすぎる料金設定は変わってしまいましたが、神戸市在住の幼児&小中学生なら、「KOBEこども割クーポン」で年に一度に限り無料~500円で入れるそう。う、うらやましい…!(西宮市民より)
保育所の行事や次男の体調不良で、誕生日より3週間遅れになりましたが、公式サイトで事前に「10時入場」のチケットを購入。渋滞の多い阪神高速神戸線を避け、今回は電車でGO!
電車の時刻もパフォーマンス(ショー)の時間も入念に調べ、スケジュール表までつくったのに、須磨海浜公園駅ではなく須磨駅で降りるというまさかのミスからスタートです。駅を出たら、目の前は海。「あれ、水族館どこ行った…?」って呆然とする、自称スマスイ常連家族(汗)
須磨海岸を眺めながら散歩できた…ということにして、10時2分前に到着。すでに200人ほどが並んでいましたが、QRコードをかざすだけのため、スムーズに入場できました。
「地域とつながる」もテーマのひとつだそうで、兵庫県民にはなじみ深いイカナゴがいたり、渦潮が再現されていたり。一見地味な生き物も見れば見るほど面白く、多様性に富む水族館は年齢を重ねるごとに味わい深い。…のですが、まだまだ若い6歳児は1水槽につき2秒ペースでズンズン進んでいき、味わう間もなく小走りで追いかけます。
11時からはイルカショー(ドルフィンパフォーマンス)へ。音楽に合わせた華麗なジャンプとイルカたちのかわいさは、健在でした!
そしていよいよ、須磨シーの主役、「オルカ(シャチ)」のパフォーマンスです。
「シャチの盛大なジャンプによる水はねで、8列目ぐらいまで濡れる」と聞き、「はい、こっからは濡れちゃうからね~」と、上段に席を探すと、イルカの会場で楽しそうにずぶ濡れになる前列のみなさんに触発されたのか、「ぼく、濡れたい!!」などと言い出す次男。まじか…11月末やで…この秋買ったばかりのコートが…と震えつつ、意を決して6列目へ。急きょポンチョ(400円)も購入しました。
ダイナミックなジャンプと、プールの水がなくなる勢いの水しぶきでスタート。あまりのド迫力に、斜め前の赤ちゃんも大泣きです。生態や体の特徴などのアナウンスがあったものの、どのタイミングでジャンプするんや…!と、ドキドキしすぎてほぼ頭に入ってきませんでしたが(←え)、「海の王者」と言われるシャチのケタ外れのスケールが、よく分かりました。
ちょい濡れで迫力を楽しめる6列目、何だかんだでオススメです。
かわいい見た目に反し「クジラやサメすら食べてしまう」というシャチ。その後、「オルカラボ」「オルカホール」で、次男も興味津々で学んでいました。
食べものの持ち込みは原則禁止、年パス所持者など以外は再入館も不可という須磨シー。「シャチを見ながら食事のできるレストラン」は、常に小走りな6歳児と堪能できるわけもなく、フードコートを選びました。「めっちゃくちゃ並ぶんじゃ…」と覚悟していましたが、7分ほどで入店でき一安心。
一通り回ってショーも見て、昼食も無事完了。シャチのぬいぐるみも買った! 13時半には退場して、ハーバーランドでショッピング、おしゃれカフェでお茶でも…
なんてことにはならないのが、わが家の弾丸6歳とのお出かけ。
次男の気力体力は衰えることなく、午後も「ペンギン、また見たい!」「タッチプールもう1回!」と、同じコースを小走りでさらに2巡。イルカショーは15時の回も観覧。アラフィフのわたしと夫は毎度おなじみ「あしたのジョー最終回」状態でしたが、予想以上に満喫する姿に、「連れてきてよかったなぁ…」と噛みしめるのでした。
帰宅後。「何が一番楽しかった?」と聞くと、「スタンプラリー!」と次男。
おい!!あんだけ本物の生き物見といて、それかよ!!
…というのも、子どもあるある。今しかできないツッコミです。
一生に一度しかない、6歳のお祝い。親もまたひとつ、楽しい思い出ができました。
※写真2枚目は、水族館そっちのけで須磨駅前のハトを追いかけ続ける次男。
▽萩原 真(はぎわら まこと)
【降っても晴れても すきっぷびより】は、すきっぷスタッフで元記者の萩原が、3人育児のドタバタや障害のある息子との生活で感じたこと、うれしいことから尽きない悩みまで本音満載でお届けします。
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