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【気になる!防災】南海トラフ巨大地震「注意」 子育て世帯の備えは?

2024年08月13日

  • 繝輔ぉ繧、繧ケ繝悶ャ繧ッ

8日夕方、宮崎県南部で起きた震度6弱の地震を受け、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」という臨時情報が初めて出されました。気象庁は、「南海トラフ地震が起きる可能性が、平常時に比べ相対的に高まっている」として、一週間ほど注意するよう呼びかけています。自分で身を守ったり避難したりできない赤ちゃんや小さなお子さんのいる家庭では、不安も大きいのではないでしょうか。幼い子どもたちの命を守るため、いま、できることは。5~17歳の三児がいるわが家も、あらためて地震対策を見直してみました。
 
6年前の大阪府北部地震を機に備えを万全にしたはずが(ブログ【降っても晴れても すきっぷびより】<54>盲点だらけだった、わが家の避難グッズと心の準備 ご参照ください)、その後、日々の生活にまぎれて「のど元過ぎれば…」状態になっていたと気づきました。
 
防災グッズは毎年、阪神・淡路大震災が起きた1月17日前後と、9月1日の防災の日前後に確認するようにしていますが、今回の注意情報を受け、携帯用のライトやラジオがつくか再点検。スマホのポータブル充電器は数年前のものだったため、差込口の形が違うことが発覚しました。非常持ち出し袋は玄関に置いていたものの、「1階がつぶれたら持ち出せないのでは?」と気づき、2階の寝室前に移動。靴下とスニーカーも枕元に。ドラッグストアでたまたま、交換不要で使い捨ての生理用ショーツを見つけ、仲間入りさせました。
 
最悪の場合、兵庫県内では2万9千人が亡くなり、その96%が津波によるものと想定されているとか。津波の浸水予想区域にあたるわが家、「家具の下敷きになって逃げられない」ことのないよう、配置や高いところに置いているものもあらためてチェック。
 
わが家の3きょうだいが乳幼児のころは、液体ミルクやベビーフード、おしりふきもリュックに入れ、おむつは圧縮袋でコンパクトにし、多めに用意していました。現在も、避難所生活に備えてお絵描きグッズなどを入れています。備蓄食も、柔らかくて美味しそうな、子どもたちのテンションが上がりそうなものを厳選。
 
一緒に張り切って点検していた5歳の次男。次第に事態が飲み込めてきたのか、「地震、こわい」と泣き出しました。子どももおとなも、「適度に恐れる」のは難しい。今年の元日に起きた能登半島地震の際、わが家でも緊急地震速報が鳴り、「机の下にもぐって!」というわたしの声に驚いた知的障害と自閉症のある長男(13歳)が、ひっくり返って大パニック。今回、一部では水やトイレットペーパーの買い占めも起きたようです。兵庫県などは備えつつ日常生活を送るよう呼びかけており、あわてず、物と心の準備をせねばと思っています。
(すきっぷスタッフ 萩原 真)
 
南海トラフ「巨大地震注意」 初の臨時情報、宮崎で震度6弱
 
<社説>「巨大地震注意」/命を守る備えの再確認を
 
斎藤知事「冷静な行動を」 南海トラフ地震注意の発表受け会見 「災害弱者への対応、市町と連携」
 
🔒巨大地震注意の臨時情報、発表1週間 防災必要性は変わらず 専門家「予行演習と考えて」
 
🔒「本当に起きるのでは」防災グッズ求める人相次ぐ 南海トラフ地震「注意」発表 飲料水の購入制限も
 
🔒南海トラフ地震「注意」発表、早くもネットにデマ 専門家「拡散に加担しないで」
 
🔒【南海トラフ注意情報】事前対策を進めるてこに 抑制的な対応と評価 名古屋大名誉教授 福和伸夫
 
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