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子育て世代もターゲット!? LINEとPayPayを使った“イマドキ特殊詐欺”で、40万円とられた話。~前編~

2024年05月27日

  • 繝輔ぉ繧、繧ケ繝悶ャ繧ッ

自分には関係ない。
親族をかたったり、パソコンがウイルス感染したかのように思わせたりして、お金をだまし取る「特殊詐欺」。毎日のように新聞やテレビで見聞きしながら、そう思っていました。
まさか夫が、わが家が、40万円もの被害に遭うとは夢にも思わず…。

「子どもたちの運動会で使えたらいいな」
発端は、そんなちょっとした気持ちでした。
昨年購入した一眼レフカメラに合う望遠レンズを、ずっと探していたのです。

ネットをあれこれ検索していると、ほかのサイトより半額ぐらいになった、約1万3千円の商品を見つけました。楽天やアマゾンといった大手ECモールではなく、「怪しいサイトかも…?」とは思ったものの、商品への口コミが30件ほどあり、評価は上々。会社概要には名古屋市の住所や個人名、電話番号も記載されている。

支払いが口座振り込みだったのも、安心ポイントのひとつでした。
最悪、代金の1万3千円は失っても、クレジットカードのようにそれ以上悪用される心配がないと思ったのです。
しかしこの点も、のちのち、激しく後悔することに…。

購入手続きは、夫に依頼。以下、彼からの聞き取りやメールの履歴などから振り返ります。

4/3(水)
上記のサイトでポチッとして購入。

4/5(金)
振り込み先などを記載した購入確認メールが届く。メールの送り主は、「阿蘓淳一」、振込先の口座名義は「ハヤシ エイジ」と、いずれも個人。「24時間以内にお振込みの場合、手数料は当店負担」と書かれており、これも手口のひとつだったと、後で分かります。
その日のうちに夫が代金1万3千円を自身の口座経由で振り込み、メールにて入金連絡。

4/13(土)
4/5のメールには「入金の確認が取れ次第、24時間以内に商品の手配をいたします」とあったものの、何の反応もなく、「どういう状況でしょうか?」と夫がメールで問い合わせ。

4/16(火)から23(火)まで、夫が出張へ。この期間、顔を合わせて密なコミュニケーションが取れず、夫と先方とのやり取りを把握できなかったのも、被害につながったと感じています。

4/17(水)
「(商品の)到着まで今しばらくお待ちください」と、先方から返信。

4/19(金)
「商品欠品のお詫びとご注文があります」とのメール。「先日ご購入頂いた商品は、現在一時的に欠品しております」とのこと。
書き出しが「よろしくお願いします」、「代わりを受け入れていただけますか?」「お返金」など、今見ると不審すぎる文章の宝庫。「商品の交換をご希望の場合は、弊社の公式LINEまでご連絡ください」と、LINEのIDとURLが貼られていました。

4/21(日)
15時前、夫に電話。「カスタマーセンターとLINEでつながれましたか?」などと聞かれたそう。

4/23(火)
朝、夫から「レンズ、結局ないんやて。電話かかってきた。返金か同等のレンズ。怪しすぎるから返金してもらうで」とLINEが。そこで初めて、代金をすでに振り込んでいたことを知りました。電話の話しぶりから、外国人の男性と思われる、と。
「同等のレンズ」と言いながら、がらくたが送られてくるに違いない…!と、迷わず返金を選びました。が、それも、後で思えば重大な選択ミスだったのです。

同日
夫が「振り込んだ口座に返金をお願いします」と、メールを返信。このとき、上記のLINEアカウントとつながるよう試みたそうです。

4/24(水)
夫が先方に「カスタマーセンターとLINEでつながれませんでした。対応をお願いします」とメール。

4/26(金)
昼、「返金手続きは弊社のLINEにご連絡いただければ幸いです」と、あらためてLINEのURLが書かれたメールが到着。
「もしお客様が早めに返金をご希望されるなら、弊社のLINEカスタマーサポートに連絡をお願いいたします」「できるだけ1秒も早めに返金をさせていただきたいと思っております」(原文ママ)と、「LINEでつながれば早い」と思わせるような文章も。

夫、そのURLをクリックし、「カスタマーセンター」とLINEで友だちに。「税関の問題でです。銀行カードでの返金には対応しておりません。電子返金にはpaypayのみ対応しています(原文ママ)」とのメッセージに従い、「PayPay(ペイペイ)」のIDを送付。アプリ内で「本人確認」が完了しているか何度も聞かれ(写真2枚目)、「返金について販売者に連絡して」と、違うLINEのURLが提示されました。

PayPayとは、スマホでQRコードを読み込んだりするだけで支払いのできる、キャッシュレス決済アプリ。客観的に見ると、「LINEで友だちになる必要がある」「税関の問題」など、引っかかる箇所ばかりですが、夫はPayPayの登場初期から活用しており、忙しい時間に矢継ぎ早に言われ、「PayPayで手軽にできるなら、とにかく早く終わらせたい」と思ったのかもしれません。

次にLINEでつながった「販売者」のアカウント名は、「山下商社」(写真3枚目)。
14時過ぎ、「私の音声通話に応じていただいて、返金をさせていただきます」とのメッセージが。夫が「仕事中で難しい」と返すと、「仕事が終わったら連絡します」と返信。

そして、その夜。
ついに事件が起きました。

PayPayの便利で身近な機能を悪用した、予想だにしない手口だったのです。
(すきっぷスタッフ)

後編はこちら

※写真2、3枚目は、犯人グループとのLINEのやり取り。

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