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<神戸新聞子育てクラブ すきっぷナビ>(17)育児の小さなニーズ拾う

2023年08月14日

  • 繝輔ぉ繧、繧ケ繝悶ャ繧ッ

写真:マムラボの「おもちゃの広場」で遊ぶ親子=7月24日、神戸市兵庫区水木通8

 「行政、民間の遊び場は多いけれど、小さなニーズを拾えるのが私たち」。17年間の子育て支援活動と自身の子育てを通じ、「MomLabo(マムラボ)」の竹下あきこさん(49)がたどり着いた思いです。
 2004年の長女出産後、「遊び」で子育て環境を豊かにしたいと「おもちゃコンサルタント」の資格を取り、06年、マムラボを設立。神戸市兵庫区を拠点に、音楽教育法「リトミック」やおもちゃの遊び方講座などを開いてきました。
 16年に生まれた長男にはダウン症があり、「これだけ子育て支援と言いながら、障害のある子と家族の居場所がないと気づいた」と竹下さん。ダウン症の子の親のサークルなどを運営しつつ、自身もひとりの親として、悩むことの連続だったそう。
「気持ちを吐き出せる場が必要」と20年、親子で交流する「おもちゃ図書館KOBEライブラリー」をオンラインでスタート。昨年から対面に切り替え、ダウン症の子と親を中心に、安心して参加できる時間になっています。
 先輩保護者らとのお話し会や、良質なおもちゃを囲んで遊ぶ「おもちゃの広場」も開催。五感を育む重要性を実感し、感覚遊びや食のイベントも始めるなど、日々の気づきがどんどん次の活動を生み出します。
「この活動があるから外に出て、太陽の光を浴び、人と会える」。誰かのため、そして自身が生きるために。小さな声を大切に、走り続けています。
(すきっぷスタッフ 萩原 真)

2023/08/13 神戸新聞

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