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【降っても晴れても すきっぷびより】<98>行ってきました3歳児健診~準備編~

2022年04月27日

  • 繝輔ぉ繧、繧ケ繝悶ャ繧ッ

次男、3歳5カ月。この季節がめぐってまいりました。
市の乳幼児健診です。

本ブログ75回「行ってきました『いっさいはん健診』」から、1年9カ月もたったんですね…(遠い目)。
ますますパワーアップした次男と専門家のみなさまとの再会に、いやな予感しかしませんが、それもすべてブログのネタになると思えば大歓迎…!です!!

3歳児健診、事前の準備からめっちゃめちゃ大変だったので、
「準備編」「当日編」、2回にわけてお届けします。

【第一関門・「紙」】
デジタル化が進む現代において、子育てや行政の世界はまだまだ紙中心。
さらに、年度替わりの時期。
娘、高校入学。次男、保育所転園。

みなさん容易に想像がつくと思いますが、家じゅう紙祭り…いや紙地獄です。
至るところに書類とプリントがあふれる3月下旬。保健センターから、さらに大量の紙(健診の案内と提出書類)到着。

家族構成、寝返りやお座りの時期、予防接種の記録…
子ども3人合わせてすでに3万回ぐらい手書きした気がしますが、これ、もうちょっとデータベース化できないものでしょうか…?情報漏洩の危険性があってダメとか…!?知らんけど(泣)

とりあえず、「近藤」(←夫と子どもたちの姓)を35回ほど書いたところで心が折れ、
「あ、あとで書こう…」とほっていたのを思いだしたのが、当日の出発5分前。
超絶殴り書きでカバンに突っ込みました。
あの殴り書きっぷりで、わが家の生活の乱れが専門家のみなさまにバレバレだったことでしょう…

あ、もしやそのために、全部手書き…!?

【第二関門・「検査」】
 3歳ともなると、保護者が家で検査できちゃうらしいです。「自宅で検査をして、結果を健診のときにお知らせください」と、いくつかのお題が同封されていました。

①視力
決められた距離をとって、鳥や魚の絵を見せ、名前を答えさせる…というもの。ティッシュなどを眼帯にして、片目ずつの検査もします。
説明書きには、片目にティッシュ貼られて嬉しそうな3歳男児のイラストが添えられていましたが、「いやいや、んなわけない」と、子育て歴も16年目になればよーく分かります。

「痛くないよ~」「片方のお目目をかくして、何が見えるかな?ってクイズするよ~」などと説明は尽くしたものの、案の定、「ティッシュをテープで顔に貼る」生まれて初めてすぎる事態に恐れおののき号泣する、わが家の3歳。
で、人の泣き声が大の苦手な自閉症長男(小6)まで、涙をボロボロこぼしながら「や、やめてぇ~~…!!」と、弟のティッシュを引っぺがそうと必死。
カオス。視力検査どころじゃないカオス…

②聴力
ゾウや傘などの絵を見せながら、親が口元を隠し、ささやき声で言った絵を指さしてもらう、というもの。
「口元を隠したうえでささやく」という、「2人だけのナイショ話」的なシチュエーションが楽しすぎたのか、ゲラゲラ笑いが止まらない次男。「…靴。靴は、どれかなー…?」などと、必死にささやく母。ますますツボにはまり、笑い転げすぎてテーブルの下に消えてゆく次男…

いったいぜんたい、どこの3歳児を基準に、「この程度の検査なら家でもできますよね(笑)」って、上から目線で(被害妄想)設定されちゃってるのでしょうか…!?

③尿
何の説明書きもなく、尿検査グッズがポンと入っており困惑しましたが、おそらく当日朝一番の尿を持ってこい、ということでしょう。
しかし、「ぜ、絶対に朝一番の尿とってやるからな…!!」という親の殺気が伝わりすぎたのか、「トイレ、行かない!!」と断固拒否。一滴もとれぬ3歳の尿。
当日会場で、「後日持ってきてね~」と言われながら、そういえばいまだに行ってないな…と、これを書きながら思いだしました。

そんなこんなで、検査できない尿とれない、ないない尽くしでその時間を迎えたのですが、現地ではさらなる悲劇が待っていたのでした。

当日編」に続く。

※写真は、一生懸命綿毛を飛ばそうとして演歌歌手みたいになっちゃってる次男。

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