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<はぐくみステーション>(53)森のようちえん すまっこのもり 自然の中で育ち合う
2021年10月21日
「森のようちえん すまっこのもり」(神戸市須磨区大手町7)には園舎がない。子どもたちは自然の中で過ごし、畑仕事や野外での調理、人との触れ合いなどを通して、共に育ち合っている。
保育士や幼稚園教諭の経験がある澤井一紗さん(43)が2014年、友人らと開園した。
学生時代から主体性を尊重した自由な保育を目指していたが、一般的な認可保育所では実現が難しいのではないかと感じていたという。
長男(11)が1~3歳の時、同市西区の「森のようちえん」に親子で通った。さまざまな経験から学び、成長する長男の姿を目の当たりにし「こんな保育がしたい」と決意。まずは乳幼児と保護者で週1回、野外活動を行うクラスを始めた。
無農薬の野菜を育て、泥んこになって遊び、裏山の森を探索する。大人はなるべく手出しせず、口出しもしない。子どもたちがやりたいことを見つけて挑戦できるよう見守るだけだ。
保育士資格を持つスタッフが必ず常駐する。利用者の要望を受けて、2年目からは預かり保育も始めた。「活動を長く続け、みんなが帰ってこられる場所にしたい」。澤井さんの目標だという。
(すきっぷスタッフ 萩原 真)
◇第2日曜に掲載します。
〈メモ〉 親子クラスは学校園の長期休みなどを除く水曜午前10時~午後1時。参加費は1家族1200円。定員15組。預かり保育の園児も随時募集中。問い合わせはメール(sumakkonomori@gmail.com)で。
2021/10/10 神戸新聞
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