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子育てブログ
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<はぐくみステーション>(50)ママサポートくらぶ 出産前から地域で支える
2021年07月15日
写真:4月に開かれたぱまなるの「パパママ教室」で、助産師から赤ちゃんの着替えさせ方を教わる参加者=明石市和坂
地域で助け合いながら子育てを楽しめる環境をつくりたい―。ママサポートくらぶ(明石市)が運営する2サークルは、代表の三嶽静(みたけしずか)さん(39)のそんな思いから生まれた。
長女の育児休業中、身近な場に親子サークルがなかった。「ならば自身で」と2016年、同市と神戸市西区で3歳以下の子を育てる親が対象の「ベビーリング」を立ち上げた。職場復帰後は勤務先のフォトスタジオの一事業となり、子育て応援企業ともコラボ。現在は無料通信アプリ「LINE(ライン)」に約700人が登録する大所帯だ。
18年には、妊婦とそのパートナーが対象の「ぱまなる」をスタート。妊婦体験や沐浴(もくよく)の練習など「パパママ教室」を月1回開く。コロナ禍で産院などの教室が中止に。不安を抱えた妊婦らの切実な声を受け、感染対策を講じながら対面での開催を続けている。オンライン参加も可能だが、ほぼ全員が対面を希望しているといい、3カ月先まで予約が埋まる状況だ。
子育て支援策に力を入れる明石市では、転入者が増えた一方、地域につながりのないまま妊娠・出産を迎える家庭も少なくない。三嶽さんは「ママ、パパたちと地元の企業、行政をつなぐ場でありたい」と話す。
(すきっぷスタッフ 萩原 真)
〈メモ〉 両サークルとも入会金や年会費は無料。ベビーリングは感染拡大防止のため活動を見合わせているが、会員から募集した相談に保育士らが回答、ホームページで公開している。メールbabyring00@gmail.com
◇第2日曜に掲載します。
2021/07/11 神戸新聞
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