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＜はぐくみステーション＞（３６）「こ・ねくすと」共働き家族の交流の場

2020年06月02日

写真=ママパパ向けに自己分析ツールのワークショップ、子ども向けには積み木イベント。最後は全員で交流会を催した(昨年７月２１日、神戸市中央区雲井通５)

　仕事も、家族も、私自身も大切だから、私なりの「三方よし」をかなえたい―。そんな思いで発足したワーママ＆パパ、共働き家族のためのコミュニティーが「こ・ねくすと」（西岡幸子代表）です。
　代表の西岡さんは２児の母親で、仕事に家事に育児にフル回転。時にはつらい体験もある一方、周囲の人たちに助けられてきたそうです。「今度は私が励ます番」と昨年４月に会を立ち上げました。
　「大人も子どもも共に学んで交流できる」が特徴。家族参加イベントでは、大人はキャリアアップの勉強会、子どもは積み木作り。最後は大人と子どもが一緒になって交流会を催します。
　外出自粛となる中、いち早くオンラインのお茶会や読み聞かせイベントなどを開催。イライラしがちな家庭を明るくしようと１７日午後２時、コミュニケーションを考えるオンライン・トークライブを計画しています。
　「子育てだけ、キャリアだけではなくて、誰かの学びを共有し、勉強していける場があってもいいのでは」と西岡さん。「大人も子どもも、あんなことをしよう、こんなことをしようと、次に踏み出せるような会にしたい」と話しています。（西　栄一）

　◇第２日曜に掲載します。

〈メモ〉　オンライン・トークライブのほか、家の中で親子一緒に楽しめる「新聞ドーム作り」を提案し、ネットでのシェアを呼び掛ける。詳細は公式サイト（ｈｔｔｐｓ：／／ｃｏ‐ｎｅｘｔ．ｊｉｍｄｏｓｉｔｅ．ｃｏｍ／）で。

2020/05/10 神戸新聞