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写真説明：親子のふれあいを大切にしようと開かれた「修法ケ原ハイキング」でアスレチックを楽しむ親子ら＝神戸市北区山田町、２０１８年４月
　
　ひとり親になって、生活や子育てに悩んだり不安になったりしたときに、力になってくれるのが神戸市中央区にある「神戸市ひとり親家庭支援センター」（野元恵子所長）です。一人一人の悩みを聞きながら、就業、法律、子どもの学習などさまざまなサポートをしています。
　「就業相談」は同センターのほか、曜日ごとに各区役所で実施。相談員自身もシングルマザーで、親身なアドバイスは定評があります。相談のほか初心者向けのパソコン講座（ワード、エクセル、パワーポイント）をマンツーマンで行ったり、医療事務や登録販売者など就職に有利な資格取得講座を託児サービス付きで開いたりしています。
　「法律相談」は月４回、女性弁護士が子どもの養育費や慰謝料、親権などの問題に対処。「学習支援」は毎週木曜午後５～７時、教員ＯＢや大学生ボランティアが小学４年～中学３年を対象に勉強を教えます。
　生活向上を目的に整理収納術やアロマセラピー、メーキャップセミナーなどを開催。親子のふれあいを深めるハイキングも企画しています。相談、学習支援、セミナーなどいずれも無料。広報担当の相神ゆりさんは「気軽に相談を」と話しています。（西　栄一）
　
　◇第２日曜に掲載します。

〈メモ〉　父子家庭や離婚を考えている方も対象。問い合わせはＴＥＬ０７８・３４１・４５３２（午前８時４５分～午後５時、土日祝と年末年始を除く）。公式サイト（各種申し込みフォーム有）ｈｔｔｐｓ：／／ｋｏｂｅ‐ｈｉｔｏｒｉｏｙａｓｈｉｅｎ．ｃｏｍ／
　
2019/12/08 神戸新聞