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【はぐくみステーション】(21)日本ベビーサイン協会 手話やジェスチャーで〝会話〟
2019年02月12日
写真:山本さんの指導でベビーサインを学ぶ親子=西宮市内
「ベビーサイン」をご存じでしょうか。まだうまく話せない赤ちゃんとママやパパが、簡単な手話やジェスチャーを使って、手でお話しする育児法だという。
1990年代に米国で始まった。日本ベビーサイン協会(代表理事・吉中みちるさん)は2004年に結成され、メンバーは全国に拡大。兵庫県内には14人の認定講師がいる。
山本みきさん(三田市)もその一人。西宮、宝塚、三田市で、妊娠5カ月ごろから1歳半すぎまで、月齢に応じて4教室を開いている。
先日、西宮の教室を訪ねた。1歳半すぎの赤ちゃん5人とママが参加。山本さんが絵本を読み聞かせたり、積み木を用いたりしながら親子で一緒に体を動かし、ベビーサインを学んでゆく。
投げキッスをすると「ありがとう」、親指と人さし指をのど元で開いて、前に出しながら指先を閉じると「好き」―。山本さんは「話せるようになる前の段階で手話などを使って会話することは、赤ちゃんがコミュニケーション力の基礎を築くのに効果的」と強調する。
ただ、赤ちゃんが投げキッスをするだけで、ママもパパもうれしくなっちゃうと思うけれど。(地域総研所長 三好正文)
=第2日曜に掲載します=
〈メモ〉 協会は講師派遣やメールマガジンでの情報提供、講師養成もする。同協会TEL078・332・7884。ネット情報については、協会は「日本ベビーサイン協会」、山本さんの教室は「ララママおやこ教室」で検索を。
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