♪「自分にありがとうを伝えるセルフタッチ」やってみて♪
自粛や感染症対策で疲れていませんか?
ナーシングタッチ研究会の山崎先生、佐藤先生に「自分にありがとうを伝えるセルフタッチ」について教えていただきました。
2020年06月25日
年明けから年度末、そして新学期…そのさなかに、新型コロナ感染対策という人類史上でも例のないような大波が、気がついたらもう半年ばかりも押し寄せ、私たちを翻弄しています。今は少し落ち着いたとはいえ、まだまだ注意が必要な時期ですね。
そんな中での子育てです。ストレスを感じるのもあたりまえですが、「これではいけない」と、自分を叱咤激励してきた方も多いのではないでしょうか。
そんな今、皆様に「自分にありがとうを伝えるセルフタッチ」をお届けします。
簡単です。思いついた時にすぐできます。今、やってみてください。
1)ゆったりした気持ちで椅子に腰かけたり寝ころんだり、思い思いの姿勢でいいです。
2)疲れているところや痛むところにそっと手を置きます。
片手でも、両手でも、手を重ねても離しておいても自由です。
軽くさすりながらでもいいです。
3)「ありがとう~」と(心の中で)つぶやきます。
4)手を置く場所を変えていってもいいです。
たとえばまずは眼、次はノド、次は胸…おなか…腰… みたいな感じです。
5)途中、軽く深呼吸を入れてみるもよし、です。
何がありがとうなの?…とか、疑問に思うことがあるかもしれませんが、とにかくありがとうです。そのうち、ああ自分はがんばってきたなあ、ホンマありがとうやなあ…なんていう気持ちになるかもしれませんが、それは人それぞれ。
まずは、気がついた時に何回か、時間にして1~2分程度から、トライしてみてください。 なかなか人から感謝されることが少ない子育て世代です。ちゃっかり自分で感謝することを覚えて、そしてタッチングとの相乗効果で癒されましょう(-.-)
【アドバイスをいただいた専門家】
ナーシングタッチ研究会
▽山崎 裕美子(やまさき ゆみこ)
姫路獨協大学看護学部教授 看護師・保健師・AIAHSアロマセラピスト
専門分野:基礎看護学(ストレスケア、リラクセーション、タッチング)
▽佐藤 都也子(さとう つやこ)
四條畷学園大学 実践教育センター 教授
専門分野:看護技術学(リラクセーション,タッチケア)