2歳未満のお子様にはマスクを使用するのはやめましょう。熱中症と窒息にご注意ください!

気温の高い時期のマスク着用について、兵庫大学の小島先生に教えていただきました。

2020年06月10日

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兵庫県では、新型コロナウイルス感染症の新たな感染者は22日間連続でゼロとなっています(6月9日現在)。しかし、北九州や東京のような第2波が懸念されますので、引き続き警戒や対応をしていく必要があります。

これからの季節は気温の上昇と共に熱中症がおこりやすくなってきているため、マスクの使用方法にも注意が必要です。

日本小児科医会では5月25日に、2歳未満のお子様のマスク使用をやめるようメッセージを発表しています。

その理由として、

①マスクで呼吸がしにくくなったり、熱中症になったりする可能性がある。

②マスクでお子様の様子が見にくいので顔色、呼吸状態、窒息、表情の変化などに気づきにくくなる。

ということを挙げています。

出典:公益社団法人 日本小児科医会「2歳未満の子どもにマスクは不要、むしろ危険!」【2020年5月25日】

子どもの新型コロナウイルス感染については、「感染しても症状が出ない、あるいは症状が軽いことが多い」、「家族内での感染が多い」とされていますので、お子様をお世話している大人が十分な感染症対策を行うことが大切です。

出典:厚生労働省 新型コロナウイルス対策(COVID-19)~子どものいるご家庭へ~【令和2年5月1日版】

感染症対策の基本は「3蜜(密閉、密集、密接)」を避けること(ソーシャルディスタンス)、手洗い、咳エチケットです。

しかし、大人においても、気温・湿度が高い中でマスクを着用すると、熱中症のリスクが高くなるおそれがあります。このため、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、熱中症のリスクを考慮し、マスクをはずすようにしましょう。

出典:厚生労働省「令和2年度の熱中症予防行動の留意点について」

【アドバイスをいただいた専門家】

▽小島 光華(こじま みつか)

兵庫大学 看護学部看護学科 講師、助産師。

専門分野:妊娠、出産、子育て

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