子どもたちが「おるすばん」をするときに気を付けたいこと
臨時休校が続くなか、子どもたちの「おるすばん」のときに気を付けたいことを「すきっぷ親子防犯教室」で講師を務める新光警備保障の美馬廉弘さんに教えていただきました。
2020年04月23日
新型コロナウイルスの影響で、学校や幼稚園・保育園などに通えず自宅にいる子どもが、空き巣狙いの犯人と鉢合わせする事件が全国で相次いでいます。
「おるすばん」のときに気を付けたいことを、子どもたちに伝えておきましょう。
一人で「おるすばん」をしていたら「ピンポーン」とチャイムが鳴ったとき、ドアを開けて用件を聞きますか?
インターホンが鳴ったときや、電話には絶対に出ないことが大切です。
<チャイムが鳴ったとき>
一番の安全策は、「居留守を使う」。
玄関にはカギをかけ、知らない人が来ても玄関を開けさせないでください。
来客や宅配などへの、なりすましの可能性があります。
※水漏れや荷物の受け取りなど、強い言葉で迫られた場合は、すぐに保護者に連絡するよう約束をしておきましょう。
<電話が鳴ったとき>
電話には出させない、「居留守を使う」。
セールスなどになりすまして家に電話をかけ、保護者が在宅しているか確認している可能性があります。
※不在だと思われると泥棒が侵入してくる可能性があるので、明かりやテレビを消す必要はありません。
<その他の注意点>
・SNS等を利用して、見知らぬ人とやりとりをさせない。
・全てのドア・窓の戸締りをしっかりしておく。
こんなときだからこそ、子どもたちとしっかり話し合っておきましょう。
参考)兵庫県警察のホームページ↓
兵庫県警察本部生活安全企画課「防犯ニュース」
子どもが犯罪被害に遭わないために
ひょうご防犯ネット
※登録(無料)すると、兵庫県警察から犯罪情報や防犯情報などをメールでお知らせする。
【アドバイスをいただいた専門家】
▽美馬 廉弘(みま やすひろ)
新光警備保障株式会社 代表取締役
すきっぷ親子防犯教室 講師