ボランティアさんが縫ったピースワーク
縫い代をアイロン掛けして切りそろえたところ
裏布、キルト綿、トップの順に重ねて、しつけをかけます
しつけ縫いの作業にあたるボランティアさんたち
キルティングするところにへらで印付け。縫い目のところから4分の1インチの間隔でキルトするとバランスよく、きれいな仕上がりになります。
神戸新聞ミントクラブが、震災直後から、読者・ミントクラブ会員・地域のみなさまと一緒に行っている震災復興支援活動「ピースキルト・プロジェクト」では、これからますます必要となる被災家庭の心のケアのために、手作りのキルトを贈る運動に、引き続き力を注いでいきます。
そこで、さらなる活動の充実を目指し、9月21日(金)から「震災ボランティア養成講座」を始めました。
針の持ち方からキルティング仕上げまでの一連の作業を、3回に分けて基礎から学べる「初級コース」を新設。会場は、神戸・ポートアイランドのアメリカンパッチワーク&キルト教室「ピーターラビットのお母さんと仲間達」。講師は、同教室主宰の岡田紘子さん。
丁寧で分かりやすい説明と、的確な個別指導が好評で、アメリカンパッチワークの正しい縫い方が身につきます。1回2時間のポイントレッスンで、35㌢角のクッションカバーができあがります。
・1回目(9月21日)=、表側になるトップのピースを縫いつなぎました。アイロンがけとぬいしろの倒し方・切りそろえ方の要点を学び、実際の作業は宿題。
・2回目=(10月5日)=綿入れの仕方としつけのかけ方、キルティングの仕方を学び、「宵の明星」の部分のキルティング作業を完成させるのが宿題。
・3回目=(10月19日)=キルティングの残りと、カバーの表と裏を重ねて周囲を縫う仕上げ作業。
クッションカバーを作る工程に、ベビーキルトでも行う作業が順序だって盛り込まれているので、初級コースで身に着けた技術で、ピースワークからベビーキルトの仕上げまで、ひとりでもできるようになります。ただいま6人のボランティアさんが参加して、腕を磨いています。
先日のおけいこの様子が、「神戸新聞おでかけブログ」で紹介されました。こちらをご覧ください。
【震災ボランティア養成講座「パッチワーク初級コース~基礎から学ぶクッションカバー~③」】
とき:10月19日(金)14時~16時
ところ:パッチワーク&キルト教室「ピーターラビットのお母さんと仲間達」(神戸市中央区港島中町3-1ー2、東急アベニュー内、TEL兼FAX078・303・0659)
アクセス:神戸・ポートアイランド、ポートライナー「中公園駅」または、「みなとじま駅(旧市民病院前駅)」下車、徒歩約5分
内容:「宵の明星」のパターンを使った35㌢角のクッションカバーを作成。アメリカン・パッチワークの縫い方の基礎が身につく集中講座です。2回目以降は予約制で、3回で修了。
参加費:1回1000円(講師料、消費税など込み)、材料費別。
※パッチワーク用の針、糸、布などの必要な材料が全部そろったクッションカバーのキットを用意します。材料費は布の種類によって1000円~1500円です。教室でお買い求めください。ちなみに、今回ご用意したキットの価格は1200円でした。
2期目以降の予定は現在未定ですが、岡田先生のご都合に合わせ、希望に応じて設定したいと思います。