ピースキルト・プロジェクト

ミントクラブが主催する、心のケアを目的とした東日本大震災被災地復興のための支援活動。被災地に生まれた赤ちゃんへ手作りのおくるみを贈ります。
<活動報告> 震災ボランティア養成講座「パッチワーク初級コース~基礎から学ぶクッションカバー~」 2回目は10月5日(金)開催
神戸新聞ミントクラブ 2012.09.25

ボランティアさんが縫ったピースワーク

「宵の明星」のパターンを使ったクッションカバーを作ります。ピースワークの周囲に5㌢角の布と5㌢×25㌢の布をつないだところです。

綿入れしてしつけを掛け、キルティングを始めたところです。

神戸新聞ミントクラブが、震災直後から、読者・ミントクラブ会員・地域のみなさまと一緒に行っている震災復興支援活動「ピースキルト・プロジェクト」では、これからますます必要となる被災家庭の心のケアのために、手作りのキルトを贈る運動に、引き続き力を注いでいきます。

そこで、さらなる活動の充実を目指し、9月21日(金)から「震災ボランティア養成講座」を始めました。

針の持ち方からキルティング仕上げまでの一連の作業を、3回に分けて基礎から学べる「初級コース」を新設。ただいま6人のボランティアさんが参加して、腕を磨いています。

会場は、神戸・ポートアイランドのアメリカンパッチワーク&キルト教室「ピーターラビットのお母さんと仲間達」。講師は、同教室主宰の岡田紘子さん。丁寧で分かりやすい説明と、的確な個別指導が好評で、アメリカンパッチワークの正しい縫い方が身につきます。

1回2時間のポイントレッスンで、1回目は、表側になるトップのピースを縫いつなぎました。アイロンがけとぬいしろの倒し方・切りそろえ方の要点を学び、実際の作業は宿題に。

次回は10月5日(金)14時~16時の開催で、綿入れの仕方としつけのかけ方、キルティングの仕方を学びます。

2回目の宿題で、キルティング作業を完成。3回目で、カバーの表と裏を重ねて周囲を縫う仕上げ作業を行うと、35㌢角のクッションカバーができあがります。

【初級コースの特長】
ピースワークの縫い方を覚えた皆さんに、引き続きの作業を習得してもらい、最終的には、一人でキルティングまでできるようになるのが目標です。

3回で修了する短期集中講座で、作業のポイントをおさえながら効率よく学べます。クッションカバーを作る工程に、ベビーキルトでも行う作業が順序だって盛り込まれています。

ベビーキルト作りの過程でできた端布や、キルト綿を切りそろえて残った端などを利用して、教材のキットを作りました。パッチワークとキルティングの作業に必要な最低限の道具(針や糸など)も用意しましたので、お手ごろ価格で快適に学べるのが特長です。

【震災ボランティア養成講座「パッチワーク初級コース~基礎から学ぶクッションカバー~②」】
とき:
10月5日(金)14時~16時
ところ:パッチワーク&キルト教室「ピーターラビットのお母さんと仲間達」(神戸市中央区港島中町3-1ー2、東急アベニュー内、TEL兼FAX078・303・0659)アクセス:神戸・ポートアイランド、ポートライナー「中公園駅」または、「みなとじま駅(旧市民病院前駅)」下車、徒歩約5分
内容:「宵の明星」のパターンを使った35㌢角のクッションカバーを作成。アメリカン・パッチワークの縫い方の基礎が身につく集中講座です。2回目以降は予約制で、3回で修了。
参加費:1回1000円(講師料、消費税など込み)、材料費別。
※パッチワーク用の針、糸、布などの必要な材料が全部そろったクッションカバーのキットを用意します。材料費は布の種類によって1000円~1500円です。教室でお買い求めください。ちなみに、今回ご用意したキットの価格は1200円でした。

2期目以降の予定は現在未定ですが、岡田先生のご都合に合わせ、希望に応じて設定したいと思います。

★ピースキルト・プロジェクトへのお問い合わせ★
神戸新聞ミントクラブ(078・362・7448、平日の10時~17時受付)
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