これまでミントクラブに届いたお手紙などから、「ピースキルト・プロジェクト」にご協力いただいている皆さまの声を一部、紹介します。
【布などの材料をご寄付いただいた皆さんの声】
・新聞を見て皆様の活動を知りました。肩こり・老眼が激しく、最近は、針を持つこともなく、捨てるのも忍びなく、ご迷惑かもしれませんが送らせていただくことにしました。
(西宮市のSさん)
・阪神淡路大震災を神戸で経験した者として、今回の震災が起こってからずっと、何かほんの少しでも力になれることはないかと思ってきました。
わずかながら寄付はさせていただきましたが、現地へボランティアに出向くには、東北はあまりに遠く、私も歳を取りました。あとはつとめてあちらの特産品を買うことぐらいかなと思っていた矢先、「ピースキルト・プロジェクト」の活動を知りました。
今からではプロジェクトには遅すぎるかもしれませんが、どんな形であれ、同封の布たちにとってもこのまま朽ちていくよりは、どこかでどなたかに愛されるお品の一部になる方が幸せだろうと思い、送らせていただくことにしました。
(中略)お世話をしてくださる皆さまのご尽力と温かなお心が、どうか長く辛い闘いのまっただ中にいらっしゃる方々に届きますよう、お送りする布たちがほんの少しでもお役に立ちますよう、心から願っております。(神戸市のHさん)
=読者・地域の皆さまから、布などの材料をときどき寄付していただいております。
手縫いに向くパッチワーク用の布の他にも、綿ブロードやローン、ポリエステルとの混紡、毛など、いろんな種類の布が混ざっていることが多いのですが、出来る限り、使えるものは何らかの形で生かす方向で、ありがたくちょうだいしております。
ベビーキルトに使える生地は、選別して後、必ず一度洗濯してしています。この段階で、色落ちするものは省きます。アイロンがけして布目を正してから、ピースワーク用にカットしています。
ベビーキルトに使えない布地は、さらに仕分けし、バッグやブックカバーのような布小物に利用できそうなものと、そうでないものに分けて保管しています。小さな布傷や染めむら、日焼けなどは、そこだけ切り取り、使える部分を活用しています。どんな端切れも使える部分は、いずれかの方法で有効活用させていただきます。
ただし、長期に渡り保存されていた布で、洗濯してもにおいが取れない場合は使うことができません。その点はご理解・ご了承ください。
ご協力いただいた皆さまのお気持ちを大切にしながら、キルト作りに励みます。温かいご支援、心より感謝いたしますm(_ _)m