ピースキルト・プロジェクト

ミントクラブが主催する、心のケアを目的とした東日本大震災被災地復興のための支援活動。被災地に生まれた赤ちゃんへ手作りのおくるみを贈ります。
<活動報告>「ピースキルト・プロジェクト」参加者の声を紹介します③
神戸新聞ミントクラブ 2012.05.11

アメリカのボランティアさんが縫ったピースワーク

これまでミントクラブに届いたお手紙などから、「ピースキルト・プロジェクト」にご協力いただいている皆さまの声を一部、紹介します。

・先日送っていただいたキルト、やっと出来上がったので宅急便で送りました。どんなお子さんに使ってもらえるのかな~と思いながら、チクチク縫うのがとても楽しかったです。

たくさんの人の手で縫った一枚のキルトには、いろいろな思いが込められているようで、縫っている私まで心が温かくなるような思いがしました。一人で全部仕上げるのではなくて、みんなで仕上げることに意義がありますね。好きなパッチワークでこんなふうに貢献できるのは、とても幸せなことです。

今後もぜひ協力していきたいと思っております。しつけが済んでキルト待ちのものがありましたら、また送ってください。

震災から1年、本当に早いものですね。去年の秋、福島に行ったのですが、地元の方が言っていたのが、この地震の事が風化していくのが一番怖い、ということでした。

私たちも忘れてはいない、という気持ちを伝えるためにも、息の長い支援をすることがとても大切なことなんじゃないかな…と思います。
またキルティングするものがありましたら、お送りください。(三木市のUさん)

=宵の明星のパターンを用いたピースワークが、たくさん集まりました。昨年末までに60セット以上組み合わせ、現在は通算77セットまで用意できました。ボランティアさんたちが手分けして作業に当たり、順番に仕上げているところです。
キルティング仕上げができるボランティアの方はまだ少なく、たいへん助かります。準備が整い次第、材料を送ります。

キルティング作業にご協力いただける方、よろしければ、ぜひピースキルト・プロジェクトを支えてください。よろしくお願いします。

【兵庫県外にお住まいの皆さんの声】
・大変お世話になり、ありがとうございます。一針一針、赤ちゃんの顔を思う浮かべながら、楽しく仕上げさせていただきました。引き続きお手伝いさせていただきます。(埼玉県のYさん)

=キルティング仕上げをお手伝いいただいているボランティアさんです。Yさんのお知り合いで、同じくキルティング出来る方をたくさんご紹介いただきました。皆さんで応援してくれています。いつもありがとうございます。

・つい2年くらい前まで、仕事の都合で福島県郡山市に住んでおりました。東北の冬は本当に寒く厳しいものでした。
一人でも多くの赤ちゃんが、愛情いっぱいの温かいおくるみに包まれてほしいと願ってやみません。少しずつしか制作できずにすみませんが、よろしくお願いいたします。(茨城県のSさん)

=インターネットでプロジェクトのことを知り、支えてくれているボランティアさんです。ひとりの力は本当に小さいですが、皆さんが、できることを少しずつしていただくことにより、成し遂げられることはたくさんあります。

Sさんが縫ってくれたピースも、順次、色あわせをして、ベビーキルトに仕上げていきます。ご協力をありがとうございます。

★ピースキルト・プロジェクトへのお問い合わせ★
神戸新聞ミントクラブ(078・362・7448、平日の10時~17時受付)
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