神戸新聞ミントクラブが窓口となっている、東日本大震災復興支援活動「ピースキルト・プロジェクト」は発足2年を迎えました。
こつこつと地道に作業を進めるため、5月15日(火)13時半~15時半の日程で「第6回ボランティア・ミーティング」を開きます。
会場は、キルトのデザインと、制作指導担当の岡田紘子さんの教室「ピーターラビットのお母さんと仲間達 」(神戸市中央区港島中町3-1-2)です。
集まったピースワークの色合わせや、額縁の縫いつけ、綿入れの準備作業などを行いながら、さらなる技術向上とおさらいを兼ねたポイントレッスンも受けられます。お茶とお菓子付き。
【「第6回ボランティア・ミーティング」のご案内】
とき:5月15日(火)13時半~15時半
ところ:アメリカンパッチワーク&キルト教室「ピーターラビットのお母さんと仲間達」(078・303・0659)
アクセス:ポートライナー中公園駅または、みなとじま駅下車、徒歩約5分。
参加費:ひとり1000円(講師料、お茶代、消費税など込み)
内容:ピースの色合わせ、ピース12枚の接ぎ合わせ方、額縁の布の縫いつけ方、綿入れの準備などの作業とワンポイントレッスン。作業の後、お茶とお菓子で交流します。
定員:5人~7人(要予約)
※定員になり次第、締め切ります。
問い合わせと申し込み:神戸新聞ミントクラブ(078・362・7448、平日の10時~17時受付)
【今後の活動】
現在、昨年末までにセットしたベビーキルトを順次、仕上げている最中です。
一方で、ボランティアさんたちが縫ってくれたピースワークがたくさん集まっているので、色あわせをして12枚のセットを作り、順番に縫い合わせています。また、額縁を縫いつけ、縫い代をアイロンがけし、縫い代の幅をそろえてカットする作業も進めています。
下準備のできたものから、キルティング仕上げを行います。キルティングのできるボランティアさん、連絡をお待ちしています。しつけをかけたものをお送りします。しつけも自分でできる方には、トップと裏布用のシーチング地、キルト綿をセットして送ります。
今年に入って寄贈された布地も、仕分けして洗濯、アイロンがけの作業も進めています。いただいた布地で手縫いに向かないブロードや、服地などは、同じく仕分けして保管中。時間を見て手の空いたときに布小物などに仕上げ、有効利用したいと思います。
新たに仕上がったベビーキルトは、折を見てお披露目する展示会を開きます。その後、被災地や兵庫県内で避難生活を送る家庭に届けます。
…以上のように、多くのボランティアさんたちの協力により、流れ作業で、1枚のベビーキルトが仕上がっていきます。ことしも、1枚でも多くのおくるみを完成し、読者・地域の皆さんにお披露目。被災地の赤ちゃんに贈りたいと思います。