ピースキルト・プロジェクト

ミントクラブが主催する、心のケアを目的とした東日本大震災被災地復興のための支援活動。被災地に生まれた赤ちゃんへ手作りのおくるみを贈ります。
<活動報告>神戸市内で避難生活を送る福島県出身の「べこっこMaMa」から キルトのお礼状が届きました これからも交流を深めていきます
2012.03.16

ボランティアさんが縫ったピースワーク

お礼状が届きました

クリスマスプレゼントとして贈ったキルト

昨年11月に開催したベビーキルト作品展より

神戸新聞ミントクラブが窓口となっている、東日本大震災復興支援活動「ピースキルト・プロジェクト」では、昨年12月に出来上がったベビーキルトを、神戸市内で避難生活を送る福島県出身の3家庭に、クリスマスプレゼントとしてお届けしました。

このたび、キルトのお礼状が届きましたので、お手紙の抜粋を紹介します。

【お礼状の抜粋】
☆地震の2日後の福島から神戸に避難してきました。先日は、とても可愛いベビーキルトをいただきましてありがとうございます。心のこもったプレゼント、すごく嬉しかったです。
ベビーキルト、保育園やお出かけ用に使わせていただいています。

☆赤いベビーキルトをいただきました。見ているだけでとても楽しく、一針一針、みなさんで力を合わせて縫っていただいたキルト、大切に使わせていただいております。

☆先日はすてきなキルトをいただきまして本当にありがとうございました。
とても手のこんだパターン、ひと針ことに想いがこめられているかと思うと、もったいなくて使えずにいます。大切にします。

キルトを贈った母親たちは、兵庫県内に避難する母子を支援する神戸の母親グループ「神戸ぽけっとnet.」の支援を受け、「べこっこMaMa」として活動をしています。ピースキルト・プロジェクトでは、キルトを介した交流を続け、ママたちを応援していきます。

3月29日(木)~4月3日(火)に神戸新聞ギャラリーで開催する「第2回ベビーキルト作品展」でお披露目したベビーキルトの中から、新たにお届けします。

キルトを贈るに当たっては、キルトを縫った「ピースキルト・プロジェクト」のボランティアさんたちと、「べこっこMaMa」のお母さんたちとが出会う場として、贈呈式などを行えないか―と計画中です。

日程が定まれば、読者サイトなどでお知らせします。ミントクラブ会員・読者の皆さんも多数、ご参加いただき、「べこっこMaMa」のお母さんたちとの交流を深め、しっかりと支えてくださいますようお願いいたします。

(C)神戸新聞社