ピースキルト・プロジェクト

ミントクラブが主催する、心のケアを目的とした東日本大震災被災地復興のための支援活動。被災地に生まれた赤ちゃんへ手作りのおくるみを贈ります。
<活動報告>来月1年を迎えるピースキルト・プロジェクト 「第2回ベビーキルト作品展」を開催 これからも支援を続けます
3月29日~4月3日、神戸新聞ギャラリー ★終了しました★ 2012.03.14

ボランティアさんが縫ったピースワーク

神戸新聞ミントクラブが窓口となっている、東日本大震災復興支援活動「ピースキルト・プロジェクト」は来月、発足1年を迎えます。

2011年3月11日の東日本大震災の発生を受け、できることから支援を始めたい―という女性会員らの声に後押しされ、4月末に立ち上げた運動は、神戸新聞紙面やインターネットを介して広く浸透。兵庫県内はもとより、大阪、奈良、神奈川、茨城、埼玉、栃木、北海道、海を越えてアメリカのバージニア州まで知れ渡り、各地のボランティアさんたちが手分けして作業を続けています。

ボランティアのネットワークとして登録された方とその友人・知人など、関係者を含めると、100人以上のグループとなりました。紙面やインターネットを介して、プロジェクトの存在を知った方から、ご家族や地域の人たちへと情報が広まり、協力者の数は、現在でも少しずつ増え続けています。

【「第2回ベビーキルト作品展」を開催】
昨年11月にお披露目の展示会を開き、15枚のベビーキルトを公開しました。その後、宮城県、岩手県の各被災地と、神戸市内で避難生活を送る福島県出身の3家庭に、クリスマスプレゼントとしてお届けしました。

その後も作り続けているキルトの作品をお披露目する「第2回ベビーキルト作品展」を下記の要領で開きます。入場無料です。

<開催日程>
とき:
3月29日(木)~4月3日(火)、11時~18時
※有料の勉強会を開いている時間帯は、入場できません。
ところ:神戸新聞ギャラリー(神戸ハーバーランド・カルメニ2階)

ギャラリーで勉強会(有料)を開いている時間帯(29日・30日の13時~15時など。要確認)は、入場をご遠慮いただきますが、それ以外は、ギャラリー公開中、自由にご覧いただけます。キルトの制作指導を担当している「ピーターラビットのお母さんと仲間達」主宰の岡田紘子先生の作品も展示する予定ですので、お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

紹介したベビーキルトは、作品展終了後、東北の被災地や、神戸市内で避難生活を送る福島県出身の家庭にお届けします。

ピースキルト・プロジェクトでは、これからも地道にこつこつと活動を続け、1枚でも多くのキルトを贈ります。

【「希望新聞」を掲示します】
作品展の会場には、岩手県大船渡市立第一中学校の生徒会有志らが作った学校新聞「希望」も掲示します。同校の生徒らは、2月8日~10日の日程で行われた修学旅行で、神戸新聞を訪れました。そのときに、交流の証としていただいた、生徒らのメッセージ付きの新聞です。

同校の関係者に、昨年夏に赤ちゃんが生まれた方がいる―とのことでしたので、今回出来上がったキルトの1枚をその赤ちゃんにプレゼントすることになりました。

ピースキルト・プロジェクトでは、生徒らの訪問をきっかけに、大船渡市に生まれた赤ちゃんたちにもキルトの贈り物を続けていきます。 

★ピースキルト・プロジェクトへのお問い合わせ★
神戸新聞ミントクラブ(078・362・7448、平日の10時~17時受付)
(C)神戸新聞社