東日本大震災の被災地に生まれた赤ちゃんたちに、手作りのベビーキルトを贈る「ピースキルト・プロジェクト」(神戸ビエンナーレ2011協賛事業)にご協力いただいているボランティアの皆さん、被災地支援のボランティアに関心のある読者・ミントクラブ会員の皆様にお知らせします。
キルティングの出来る方は、ぜひ「ピースキルト・プロジェクト」のお手伝いをしてください! ただいま仕上げ作業のできるボランティアを広く募集しています。
【「ピースキルト・プロジェクト」とは?】
神戸新聞の紙面と読者サイトを通じて呼びかけ、4月に立ち上げた「ピースキルト・プロジェクト」は、アートの力で心の復興を目指す支援活動です。ご賛同いただいた方々から材料の提供を受け、「宵の明星」のパターンを用いたベビーキルト作っています。
「ピースキルト・プロジェクト」が目指すのは、もらった人に喜んでもらえて、長く愛用してもらえるような完成度の高いキルトを作ることです。
キルトのデザインと縫い方の指導をお願いしている、アメリカンパッチワーク&キルト教室「ピーターラビットのお母さんと仲間達」主宰の岡田紘子先生と、教室の皆さんから、アメリカンパッチワークの基礎から学び、作業を通して縫い方の技術を身につけることもできます。
「できることから支援を始めたい」と集まった女性たちの手により、7月に第1号が仕上がりました。引き続きピースワークの作業を続けるとともに、1枚でも多くのキルトを縫い上げるよう、仕上げ作業に力を入れます。
現在、キルティングすれば出来上がるものが30枚以上ありますが、ボランティアの手が足りません。そこで、ミントクラブからのお願いです。
キルティングの出来る方で、被災地支援のボランティアに興味のある方は、ぜひ「ピースキルト・プロジェクト」のお手伝いをしてください!
材料は、宅配便などを利用してお届けしますから、県外など遠方の方でも構いません。お手伝いしていただける方がおられたら、ミントクラブまでご連絡ください。セットしたものをご自宅へお送りします。
【手分けして頑張っています】
ピースワークに慣れてきた人は、12枚を接ぎ合わせるまで簡単に縫えるようになります。さらに進んで、1枚に縫い合わせた本体の周囲に額縁の布を縫いつけるところまでは、そう難しくありません。
今回、プロジェクトに参加した方の中には、パッチワークは初めてだった人も多いのですが、今ではかなり上達されました。ステップアップして、12枚を接ぎ合わせる作業に取り組む人が増えてきました。
一方、綿入れしてキルティングする作業は、経験者でないとできないことが多いので、仕上げができるボランティアさんたちが自宅に持ち帰って、各自で作業を進めてくれています。キルティングの作業は手間暇が掛かり、時間を要します。そのため、1枚でも多くのキルトを仕上げるには、もっと多くの方の協力が必要です。
【キルティング仕上げのできる方へ】
もし、お手伝いしてくれる方がおられたら、ミントクラブにメールまたは、お電話でお問い合わせください。連絡をお待ちしています。