神戸新聞ミントクラブがお世話する「ピースキルト・プロジェクト」が始まって、9月末で5カ月を迎えます。
東日本大震災の被災地に生まれた赤ちゃんたちに、手作りのベビーキルトを贈る運動で、心のケアを目的にした支援活動です。神戸ビエンナーレ2011の協賛事業として展開しています。
神戸新聞紙面やホームページで協力を呼びかけたところ、兵庫県内から近隣各県、関東、北海道へと広がり、海を越えてアメリカまでメッセージが届いたようです。米国・バージニア州にお住まいの日本人女性(宮城県出身)から、5月に丁寧なお便りをいただきました。
ネットの世界に国境はありません。「ピースキルト・プロジェクト」の試みに賛同してくれた多くの女性たちが、日本とアメリカでそれぞれ支援活動に関わり、交流が始まりました(詳細はこちら)。
そしてこのたび、バージニア州から色鮮やかなピースワークが届きました!
いただいたピースワークは、9月6日(火)の「第2回ボランティア・ミーティング」のときにお披露目。色あわせして12枚で1枚のキルトに仕上げていきます。ここからは、神戸のボランティアにバトンタッチです。
【ピースワークに添えられた手紙】
お元気ですか? ミントクラブから型紙が送られてくる数日前に、私は25㌢角スターキルトの型紙を作り友人たちに配りました。
それを基に長い夏休みの間、それぞれキルトを作ることにし、バケーションからぼちぼち皆、戻りはじめたので、仕上がったキルトを集めてみました。数も少なく形もこれで大丈夫?っていう感じですが、皆、少しでもお役に立てればという気持ちがつまっていると思います。
どうぞよろしくお願いします(8月18日付)
バージニアの皆さん、ありがとうございます。
皆さんの温かい心とともに受け取ったピースワークは、神戸の皆が手分けして、すてきなキルトに仕上げます。出来上がったら、ホームページで紹介しますので、ぜひご覧くださいね。