日本人が食べているバナナのほとんどは、フィリピン、エクアドルなど外国産。赤道近くの「バナナベルト」と呼ばれる熱帯・亜熱帯地域が栽培地です。
南国の果物と思われますが、実は日本でも、沖縄県、鹿児島県、宮崎県などでバナナの栽培が行われ、栽培技術の開発などにより、生産地が広がりつつあります。
そのひとつ、和歌山県海南市にある「こくぼ農園(KOKUBO FARM)」を紹介します。
ここで育つのは、同農園の独自ブランド「蜜の月バナナ」。
一般的なバナナの糖度が10~15度に対して、「蜜の月バナナ」の糖度は約24度と、糖度が高いのが特長です。
【「蜜の月バナナ」に豊富に含まれる成分】
・抗酸化作用のある「ポリフェノール」
・美容にうれしい「ビタミンB群」
・二日酔いに効く「カリウム」
・妊活、妊娠中に摂取しておきたい葉酸や「マグネシウム」…があります。
また、バナナの皮には精神を安定させ、睡眠作用のあるセロトニンの材料となる「トリプトファン」が豊富に含まれています。
【「蜜の月バナナ」の栽培方法】
ハウスの室内は秋~冬は20~22度を目安に暖房で調整。春〜夏は外気温に保たれており、苗の育成には、近年注目されている「凍結解凍覚醒法(とうけつかいとうかくせいほう)」を採用しています。
「凍結解凍覚醒法」では、果物の種子のなどを凍結解凍することにより、植物に氷河期を擬似体験させます。
苗をマイナス60度で凍結させると、解凍したときに苗は常温でも暑いと感じるため、一気に成長させることができます。遺伝子変異やゲノム編集に依存することなく、既存の植物の生産性を向上させる革命的な技術です。
また、土には竹炭を使用(竹炭農法)。竹炭の効果で虫が付きにくく、農薬を一切使わず栽培をしています。さらに独自のアイデアで、バナナと同じくカリウムが豊富な水を与えています。
土にカリウムが多く蓄積されることによって根の発育が促進され、そこからより多くの水や養分をバナナへ吸収させています。
日本でも数少ない革新的な農法や独自の工夫により、丁寧に育てられた「蜜の月バナナ」。香りが高く、バナナ特有のまろやかな口当たりと、一般的なバナナの糖度を超えた芳醇な甘さが口の中に広がる国産の高級バナナです。
農薬を使用せずに育てているため、皮ごとお召し上がりいただけます。
愛情込めて丁寧に育てたバナナだからこそ味わえる贅沢なひと時と、最高級のバナナの〝蜜〟を是非、ご賞味ください。
・希少!蜜の月バナナ【特選】1本 桐箱風化粧箱入り(1万800円)
・2本2袋セットプラ袋入り(2592円)
・蜜の月バナナのクラフトビール(3本入り、3960円)…ほか
★こくぼ農園の「蜜の月バナナ」は、ネット通販で購入できます。
【問い合わせ】こくぼ農園(KOKUBO FARM)
〒640-1161
和歌山県海南市野上新622-2
TEL073・487・5224