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<活動報告>東南海・南海地震による津波の被害を想定 神戸市・兵庫区合同防災訓練で震災写真展「忘れない1.17 神戸新聞カメラマンの証言」開催 日ごろの備えを呼びかけ
神戸新聞ミントクラブ 2012.10.28

阪神・淡路大震災の教訓を伝える写真展「忘れない 1.17 ~神戸新聞カメラマンの証言~」

〝あの日、あのとき〟の記憶をたどりながら、じっくりと見学する住民の皆さん

震災の経験は語り継がれていく…

神戸芸術工科大学の出展。だれでもかんたんにつくれる、ドーム型のベニヤの家

救援物資の配布で、訓練は終了

近い将来起こる可能性の高い東南海・南海地震の津波の被害に備え、地域住民の防災意識を高め、助け合いの結束を固めようと、10月28日(日)、神戸市内で大規模な防災訓練が行われました。

神戸新聞ミントクラブは、兵庫区御崎町のホームズスタジアム神戸会場に参加。スタジアム2階の展示ブースで、震災写真展「忘れない1.17 ~神戸新聞カメラマンの証言~」を開催。1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災の被災地で、写真部記者らが地震発生直後から撮影し続けた1000枚の写真を通じて、大地震の怖さを伝え、防災の大切さを訴えました。

展示したのは、地震の被害の大きかった地域で、地震発生直後から撮影された貴重な写真の数々。葉書大の印画紙に焼き付け、神戸市内各区、阪神地区、明石市内、淡路地区など地域別にまとめてパネルにしたもので、新聞紙面には登場しなかった写真も数多く含まれます。

17年前のあの日、大地震の揺れで街はどのように壊れ、人々はどのように助け合い、避難生活を送っていたのか―がつぶさに分かる貴重な資料写真ばかりです。写真を通じて震災の記憶を伝えるとともに、防災の大切さについて考えてもらうきっかけとなるよう、震災10年の年に初めて一般公開しました。

この日の訓練は、8時57分、紀伊半島沖を震源とするマグニチュード9.0の東南海・南海地震が発生。兵庫区には最大高さ4.2メートルの津波が90分~100分後に到達する、という想定で実施されました。

午前9時、サイレンの音で訓練開始が告げられると、和田岬・浜山校区の住民らが、各自宅から最寄りの一時集合場所に徒歩で集合。実際に歩いてみて、想定時間内に避難できるか。予定されている経路で安全に避難できるか、体験を通して確認し合いました。

あいにくの雨で足元が悪いにも関わらず、ホームズスタジアムに集まったのは、赤ちゃんからおじいちゃん・おばあちゃんまで約1000人。

想定時間の90分以内に、全員が会場に到着。防災関連の展示や、体験ブースを見学し、応急処置の仕方を学ぶミニ講座や、緊急ダイヤルサービスの利用方法、レスキュー犬の働きや地震保険のしくみなどを解説した資料を持ち帰るなどして、防災知識の習得に努めました。

ミントクラブの震災写真展のブースにも、開始早々、多くの住民が集まり、訓練が終わるまで、人波が途切れることはありませんでした。

「地震でたんすが倒れたけど、下に物があってな。斜めに倒れ掛かったから、下敷きにならずに済んだんやで」
「(写真を指さしながら)この道が混んで、大変やった」
「自衛隊の人たちがお風呂を用意してくれて、やっと入れたの」…等々。

1枚1枚を丁寧に見ながら、自分の子どもや孫たちに当時のことを語り伝える大人たち。外国人の方たちもたくさん訪れ、展示の様子をカメラに収めていました。

保存食などの救援物資を積んで、神戸空港から飛び立った大阪市消防局のヘリコプターが、スタジアム横の芝生公園に到着。無事、物資を搬入し、住民に配布して、訓練は終了しました。

神戸新聞ミントクラブは、これからも適宜、震災写真展を開き、啓もう活動に努めます。

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